祇園祭 2016 日程 夜店
屋台の場所と時間は?
基本的に歩行者天国と同時に屋台も並び始めます。歩行者天国は18時頃から始まるので屋台も18時頃に並び始めます。歩行者天国は23時までなので、屋台もその時間には無くなります。
仕事や学校帰りに祇園祭に遊びに行くという方が多いと思いますが、屋台を楽しもうと思ったら7時から8時くらいに行くのが良いかと思います。
屋台が出る場所は『室町通』と『新町通』の山鉾が並んでいる場所です。ただし四条通には出ません。他には『烏丸通』の三条通から蛸薬師通間、八坂神社周辺にも屋台は並びます。
去年行った時は、四条通の八坂神社から川端通までの間にも屋台が出ていました。ここの屋台は少し変わっていて、ちょっとしたビアガーデンや、路上パフォーマンスも行っていて、ここだけで1時間は楽しめそうでしたよ
京都祇園祭2016 屋台情報
お囃子や提灯といった宵山の京都ならではの風情や、山鉾巡行などのメインイベントも楽しみですが、やはり屋台も楽しみの一つですね。
京都祇園祭の屋台情報を調べてみました。
しかし、記事を書いている現在(2016/05/09)では、2016年の確定した情報はみつけられませんでした。ちょっと気が早かったかもしれません。ただ、屋台は毎年出ているため、今年も出店されると思います。
例年、15日~16日までお店が出ていますので、2016年もこの日が屋台の出る日になるでしょう。
2015年の情報によると八坂神社周辺にも出店していたとのことです。
2016年にも当てはまるかわかりませんが、もしよろしければご参考ください。
なお屋台が出るのは前祭だけで、後祭は歩行者天国も露店の出店もありませんのでご注意ください。
露店の種類は、定番のたこ焼き、お好み焼き、フライドポテトなどに加えて、地元のお店が店舗前に出店を置いていたりします。
スタバも出していますし、老舗有名コーヒー店の『前田珈琲』や、有名ホテルもテイクアウトできる出店を出しています。
7月17日の山鉾巡行の前3日間、7月14日~7月16日に渡って、夜に行われるのが宵山です。
建て終わった各鉾の前に駒形提灯が灯され、コンチキチンのお囃子や、厄除けのちまきを売る声が響く賑やかな夕べです。
本来はこの3日間をまとめて宵山というのが正しいようですが、実際には巡行前日の16日を宵山、15日を宵々山(よいよいやま)、14日を宵々々山(よいよいよいやま)と呼ぶのが一般化しています。 屋台や露店が出るのもこの3日間です。
人出のピークは16日の宵山です。
2015年は台風の影響で9万5千人と少なかったものの、2014年は34万人でした。今年の宵山は土曜日で、休日の人が多いと思いますので、天候によっては2014年以上の人出になるのではないでしょうか。
山鉾巡行のコース
先祭りと後祭りでは出発地と到着地が逆になり、左回り、右回りも反対になるが、四条烏丸の交差点から御旅所前・京都市役所前を通過し、新町御池通の間のルートを通る。例年有料観覧席も設けられるので、ゆっくり堪能したい方には事前予約がお勧め。詳しい案内パンフレットももらえる。(全席指定・3,180円)混雑は覚悟の上!自由に沿道から鑑賞の場合は、HPに巡行時間の詳細や、山鉾の配置図などの資料があるので、それを参考に、どこで観覧するかを決めよう。真夏の京都はたいへん暑くなるので、帽子や日焼け止め、水分補給などの熱中症対策には要注意。
京都祇園祭ハイライト
華麗な山鉾そのものの姿やお囃子連、息の合った音頭を見るだけでも大満足。また、先祭りの先陣をきって動き出す薙刀鉾の稚児による「注連縄切り」も必見。麩屋町に張られた注連縄は、東を神様の領域として西の人間界とを区別する。それを切り、結界を解く役目がこの鉾稚児。鉾に乗った稚児が太刀で一刀両断にすると、観客からは大きなどよめきが。そして巡行が始まる。この時スパッと切れれば今年は縁起よし、だという。
続いての見どころは「くじ改め」。7月2日のくじとり式で巡行の順番を決めるのですが、それが間違いないかどうかを京都奉行(市長が務める)が検分するという儀式。鉾ごとにくじを差し出す裃姿の少年・少女・ベテランなど様々。扇の合図によって、鉾がまたゆっくりと動き始め、この行事も「後祭り」の復活とともに50年ぶりに再現されたもの。
伝統を守る市民の努力により、山鉾巡行は重要無形文化財として指定され、ますますその保存への価値は高まっている。そして忘れてはいけないのが「辻まわし」。数トンにも及ぶ巨大な山鉾を、いかに方向転換させるか、まずは車輪の下に割った竹を敷き、水をかけて滑りをよくしてから、一斉に音頭にあわせて向きを変えていく。その壮大な情景に思わず喝采が沸き起こる。祭りで一番の人気の場面でもあり、二か所ある「辻」の四条河原町交差点は早くから場所取りの人で騒然としているだろう。
神事も一緒に鑑賞しよう
本来は神輿を京の町へ迎えるための山鉾巡行、やや影の薄くなった「神輿渡御」こそメインの行事。三基ある神輿はそれぞれ「中御座(素戔嗚命)」、「東御座(櫛稲田媛命)」、「西御座(八柱御子神)」を祀り、加えて小ぶりの子供用神輿「東若御座」も登場。先祭り、後祭りの両日とも、山鉾巡行の済んだ後の16時頃から出発し、鴨川周辺の町内を練り歩き、その後目的地へ。この「渡御」は、3基の大神輿を総勢1,000人以上もの勇猛な男達により担ぎ揉まれる、勇壮豪快で荒々しい「暴れ神輿」。
おっとり雅な山鉾とは対照的。特に八坂神社の石段の下では「差し回し」が行われるのでその豪快さも必見。また、後祭りには「花傘巡行」が行われる。子供神輿を先導とし、山鉾の原型と言われる花傘(傘鉾)の他、獅子舞・鷺舞・万灯踊等の伝統芸能や、子供太鼓や稚児・児武者等、1000人にも及ぶ大規模な行列。子供や舞妓・芸妓、そして「ミスきもの」、花笠娘等の女性の参加も多いので、たいへん華やか。時間は10時に八坂神社を出発し、ぐるりと一巡するので、寺町と河原町の間ではちょうど山鉾巡行と同時に見られるかもしれない。
祇園祭の魅力
ご利益あれこれ
巡行に先立つ二日を「宵山」「宵々山」と言いますが、各町内の「会所」で展示されている山鉾を訪ねてみよう。それぞれの鉾に関連した護符やグッズの他、一番特徴がある「ちまき」が販売されている。一般的に知られるのは餅のような甘い食べ物、祇園祭りでは笹で出来たお守りのこと。翌年まで玄関の上に飾ると、病気退散や家内安全といった一般的なものから泥棒よけ、学問成就、安産、雷除けなど、様々な御利益があると伝えられる。自分の願い事に合わせ手に入れるのも良い。
宵山ならではのチャンスもある
鉾の待機所「会所」では、その装飾品が外されていたり、間近に見ることが出来たりするのでじっくり見学したい方にはうってつけ。更に、鉾に搭乗できる場合があるので是非たずねてみましょう。ただし、現在でも女人禁制の長刀鉾と放下鉾では男性のみの搭乗となる。搭乗の条件は、寄付金おさめや粽・ガイドブックなどの購入など様々ではあるものの、お囃子の様子や、高さが実感できる機会だろう。