京都 祇園祭 ホテル
日本三大祭のひとつで、7月1日から1ヵ月間に渡って行われる京都の夏の風物詩。
『宵山(前祭7月14日~16日・後祭7月21~23日)』では、提灯を灯し祇園囃子を奏でて祭気分を盛り上げます。
『山鉾巡行(前祭7月17日・後祭7月24日)』は、合わせて33基もの豪華絢爛な山鉾がゆっくりと都大路を進む、祇園祭最大の行事です。巨大な鉾を方向転換させる豪快な「辻廻し」が行われ、観客も固唾を呑んで見守ります。この山鉾行事は、2009年には国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「無形文化遺産」にも登録されました。
今年は前祭宵山が好日程!早めのご予約を!
前祭宵山後祭宵山山鉾巡行
祇園祭の期間中、最も賑わい盛り上がりを見せるのが前祭(さきまつり)宵山。
7月17日(日)の山鉾巡行では、山鉾23基が朝9時から、四条烏丸から四条河原町を通り、新町御池まで練り歩きます。そして、今年の前祭宵山は木曜~日曜と7月3連休に重なり、旅行するなら好日程!山鉾を見るのに徒歩圏内のエリア周辺宿は人気のため、宿のご予約はお早めに!
約2時間をかけて行われる前祭・後祭の山鉾巡行。巡行の数日前から各町では、山鉾の組み立てが始まります。驚きなのが、釘を一切使わずに伝統の手法で鉾を組み立てるところ。そのため組み立てまでには約3日間を要します。組み立て途中の各鉾を巡るの楽しみ方の1つかも。
山鉾巡行の中でも大きな見せ場が「辻回し」と呼ばれる方向転換。10トン以上にもなる鉾は、直進しかできないため交差点で90度大きく方向を変えなければならない。何十人もの男手で掛け声とともに鉾を引っ張る作業は近くで見ると圧巻です。
山鉾巡行 宵山
山鉾巡行 宵山
山鉾巡行 宵山
山鉾巡行 宵山
祇園祭の山鉾には数多くの懸装品が飾り付けられ、その絢爛豪華な装いは「動く美術館」と呼ばれるほど。懸装品をよく見てみると、日本の伝統美術だけでなく中国やヨーロッパ、インドなど世界の織物が飾り付けられています。「コンチキチン」の音色と奏でられる祇園囃子に耳を傾けながら、じっくりと祭りを堪能してみては。
祇園・河原町周辺MAP
宵山は例年多くの人手で混雑が予想されます。事前に見学スポットや散策コースをチェックして訪れるのがおすすめです。
京都 祇園祭でおすすめのホテル
祇園祭の最大の見どころと言えば、宵山からの山鉾巡行なのではないでしょうか?
いろんな特徴を持つ、山や鉾の壮大な姿に感動するでしょうし、見せ場となる「辻回し」は一度は見ておきたいところとなります。
今回は、祇園祭の山鉾巡行を見るのに適した場所と、人気のあるおすすめホテルを紹介していきます。
四条烏丸
とにかく、山や鉾が見たいと思うなら四条烏丸がおすすめ。
なかでも、山鉾巡行の一番手となる【長刀鉾】はこの近辺で建てられるので、「東横イン四条烏丸」に宿泊すれば窓から鉾が見られるかもというドキドキ付w
また、新町通りや室町通りには屋台も立ち並ぶので、山や鉾を楽しめるし何倍もお得な場所と言えますね。
ただ、問題なのは圧倒的な便利さと楽しみが多い分、人で賑わいますので、宿泊予約がとれて、泊まれたとしても多くの人の波をかき分けていく必要が出てきますので、そういった事が苦手であれば、四条烏丸近辺は避けた方が無難と言えますね。
他にも、ちょっとセレブ気分を味わうなら「ダイワロイネットホテル京都四条烏丸」や「ホテルモントレ京都」もおすすめしたいですね。でも、ダイワロイヤルネットの方が、山鉾巡行のスタート地点に近い事もあり、モントレに比べ規制などもなく便利です。
四条河原町
四条烏丸の次に、威勢のいい状態で山や鉾を見るなら四条河原町となりますね。
また、四条河原町周辺に宿泊すると、山鉾巡行だけではなく、後祭の「花傘巡行」を見るにも便利になりますので、山鉾巡行と花傘巡行を見ておきたいと思うならおすすめかもですね。
四条河原町は、八坂神社が近いということもあり、八坂神社の近くにアバホテルがあるものの、あえて旅館の「旅館ひのもと」「旅館 東山ホテル」あたりが京都の雰囲気を楽しむにはいいのではないでしょうか。違った雰囲気を楽しむなら「長楽寺宿坊遊行庵」といったお寺に宿泊するのも一興だと思います。
旅館などは、ホテルに比べ客室が少ない事が多いので、早めの予約をしておくことを忘れないようにしたいところですね。
京都市役所前
このあたりまで来ると、炎天下の中、10トンを超える鉾を曳いてきた強者もさすがに疲れが見えてくるでしょう。
四条河原町で見た辻回しよりも、少し見劣りする気がします…。
でも、ここが一番のメリットになるのは「有料観覧席」を取っている人となるのではないでしょうか。
近くに宿泊先があればスグに行けますし、疲れたりして休みたい時もちょっと戻って出直すということも可能ですしね。
宵山や屋台を楽しむには、イマイチ感がありますが、山鉾巡行を有料観覧席で見る予定があるならおすすめできる場所となるのではないでしょうか。
この周辺でのおすすめは「京都ロイヤルホテル&スパ」となります。
他にもよさげなところもあったのですが、「スパ」がよさそうだったのでw
烏丸御池
烏丸御池は前祭の山鉾巡行のゴール付近となるところです。
四条烏丸には徒歩圏内ということもあり、烏丸御池付近で宿泊しても宵山を楽しめますし、山鉾巡行も、朝もゆっくりで見られるのもいいところですよね。
この周辺なら、烏丸御池駅から歩いて1分の「京都ガーデンホテル」なんていかがでしょうかね。
以上が、おすすめの場所とホテルになります。
どの場所も山鉾巡行のコースになっていますし、24日に行われる後祭での山鉾巡行のコースにもなりますので、押さえておくといいですよね。
後祭の山鉾巡行は前祭とは違い、逆回りになりますので注意されてくださいね。
祇園祭の歴史と日程や内容 山鉾巡行のコース紹介
京都 祇園祭で宿泊先の予約がとりにくい時
京都の祇園祭で宿泊先を決めても中々希望通りに行かない事も多かったりします。
それに、条件のいいところとなれば満室になるのも早い場合が多いです。
ですので、祇園祭(山鉾巡行コース)周辺から徐々に外れていくと予約が取れる可能性が高くなっていきますよね。
また、お値段がお高いホテルや、逆に安いゲストハウスなどは案外押さえることができるかもしれないですね。
他にも、祇園祭には京都市内在住ではない参加者さんや、裏方さんなども多いので、観光客以外でもホテルを取っていますので余計に予約が取り難くキャンセルも出にくいという傾向があったりするんですね。といっても直前には結構出るんですけどねw
で、どうしても泊まりたいホテルがあるんだけど満室だった…。なんて言う場合に、ダメもとで試してほしい事があります。
ホテルのホームページで満室の場合
・直接ホテルに電話して予約状況を確認。
・じゃらんなどを含む、旅行予約サイトの確認
・JTBなどの旅行代理店に連絡してみる
こういった事を何故するのかというと、以上に挙げたパターンで部屋を振り分けている事もあるからなんですね。
ですので、一つの方法で満室だっとしても、違う方法なら予約が取れるって可能性もあるわけです。
あと、それぞれの方法で「キャンセル」は高い確率で出てきますので、その瞬間を逃さない事が大事です。
一つ一つ連絡したり確認したりするのはめんどうなんですが、この時期の京都周辺のホテル予約は、これぐらいでないと取れないのが現状です。
こういった方法が、苦手だなと思ったら、京都以外で宿泊先を探すのがいいのかもしれませんね。
例えば、新大阪・大津などになります。
電車の連絡がしっかりと出来ていますので、時間的にも苦になるほどの時間ではないですから、ある意味では、発想の転換次第では希望よりもいいホテルに宿泊できるかもしれませんよね。